
Caffarel(カファレル)
イタリアンバラエティセレクション
500g
参考:1,678円(税込・2021年9月)
*画像は2021年のものです
2020年から、毎年のように入荷しているCaffarel(カファレル)のヘーゼルナッツチョコレート、今年も入荷したようなので(オンラインでチェック)、改めて振り返りたいと思います。
*パッケージデザインは違います
現在販売中のボックス入りは『シグネチャーコレクション』という名前、初期に販売されていた画像の『イタリアンセレクション』に入っていたチョコレート2種類のうち、1種類だけが変わっています。
店頭価格はまだ未確認ですが、オンライン価格は3,378円〜。
ああ、本当にチョコレートは高級で特別感のあるものになっちゃいました(涙)。
ジャンドゥーヤの生みの親
今でこそ、どのチョコレートメーカーも製造している『ジャンドゥーヤ=ナッツフレーバーチョコ』だけど、実はカファレルが生みの親なんです!
つまり、このボックスに入っている、『ピエモンテ』と『』は元祖ジャンドゥーヤというわけ。
食べると気付く、チョコレートのなめらかさ。文句なくおいしいです。 ナッツ好きの人には、特におすすめのチョコレートですよ〜。
ただ以前に比べると、グッと高くなってしまったけど食べて損はなし!濃厚なチョコレートが好きなら是非。
どんなチョコレート?

まずは、カファレルについて。
カファレルは、1826年創業のイタリアのチョコレート老舗メーカーです。
1852年、当時のカカオ不足を補うためにカカオとヘーゼルナッツを組み合わせ、今までにないチョコレートを作り出しました。それがジャンドゥーヤです♡
名前の由来はこのお方、ジャンドゥーヤ。
実はカファレルのチョコレート『ジャンドゥーヤ』は、初期の形がタバコの吸い殻に似ていることから『givu(ジヴー)』と名付けられていたんです。
ところが1865年、ピエモンテ州トリノで開催されたカーニバルパレードで、トリノの伝統的なキャラクター、画像のジャンドゥーヤによって人々に披露されたことから、一気に有名に。
ということで、そのキャラクターに因んで『givu』から『Gianduiotti(ジャンドゥイオット)』に変更されたのです。
ちなみに、個包装チョコレートが誕生したのもこの時で、『ジャンドゥイオット』が初めてだと言われています。
ついでに、キラキラと輝くゴールドの包み紙は、ヘーゼルナッツを加えることで失われるチョコレペーストの艶をカバーするために採用されたんだとか。
商品名やパッケージデザインって、大事なんですね(笑)。
それにしても、カファレルすごい。
元祖だらけ(笑)。
そして、『ジャンドゥイオット』は、イタリアのチョコレート=ジャンドゥーヤというイメージを定着させることに。
現在は『ジャンドゥーヤ 1865』という商品名として販売されています。
Gianduja
仮面を使用する即興演劇(=コンメディア・デッラルテ)に登場する、アスティに起源を持つ人気のトリノ人キャラクター

これは『イタリアンセレクション』に入っていた2種類。
画像奥の『ピエモンテ』は、本国でも通年を通して販売される定番商品の一つで、ローストヘーゼルナッツがゴロゴロと入っているのが大きな特徴です。
これは、現行の『シグネチャーセレクション』にも入っています。
一方手前の『ラテ』は一般販売されていないカカオニブ入り。残念ながら一般販売もされていない幻のチョコ。
シグネチャーには、『ノッチオロッタ』が代わりに入っています。
『イタリアンセレクション』購入当時の入り数は、全部で39個。恐らく同じくらいは入っていると思います。
参考入り数
・ピエモンテ・・・23個
・ラテ・・・16個

ヘーゼルナッツが見えた奥のキューブ型が『ピエモンテ』。

ご覧の通り、どこから食べてもヘーゼルナッツが口に入る感じ(笑)。
ジャンドゥーヤにこれでもか! というほどローストヘーゼルナッツが入っているので、ナッツ好きの人にはたまらないチョコレートじゃないかと思います。
ハワイのマカダミアナッツチョコもおいしいけど、ヘーゼルナッツも文句なし〜〜。
サイズは 2.5cm× 2.5cm× 2cm ほどで、無理をすれば ひと口で入るかなーといったところ。触った感じは、柔らか過ぎず硬過ぎない。
もちろん、香りはしっかりとナッティです。
カファレルチョコレートの特徴

- 融解温度
- ビロードのような食感
なので、パッケージに『Velvety=ビロードのような』という文字が入っているんですね。
『ピエモンテ』の味は、後味に少しヘーゼルナッツの苦味が残る本格ジャンドゥーヤで、舌触りは本当に滑らか。丸ごと入ったヘーゼルナッツと一緒に食べると、よりナッツ感がUPしておいしいです。
ただ、たっぷり入ったヘーゼルナッツはアーモンドほどカリカリとした食感ではないので、いわゆる『アーモンドチョコレート』のようなものを期待して食べると裏切られることになります(苦笑)。その点は要注意です〜。それでも、少しはカリッとしているんですけどね。
個人的に、ジャンドゥーヤにハマったきっかけがNEUHAUS(ノイハウス)の『コルネ』だったので、断然ベルギーチョコ好きな私だけど、ナッツの余韻が残るチョコレートのおいしさを再発見させてくれたカファレルは、流石元祖だなと実感。
とにかく、ナッツ好き、ミルクチョコレートが好き、ジャンドゥーヤが好きなら1度は食べてみるべき。とてもクオリティの高いチョコレートです。
商品概要
名称:チョコレート
原材料名:ピエモンテミルク・・・ヘーゼルナッツ、砂糖、ココアバター、全粉乳、カカオマス、脱脂粉乳/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
ノッチオロッタミルク・・・砂糖、全粉乳、植物油脂、ココアバター、ヘーゼルナッツ、カカオマス、低脂肪ココアパウダー、脱脂粉乳/乳化剤、香料、(一部に乳成分・大豆を含む)
内容量:500g
賞味期限:およそ1年(参考)
保存方法:直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保存してください。
原産国名:イタリア
栄養成分表示(100g当たり):ピエモンテミルク・・・熱量602kcal、たんぱく質9.3g、脂質45g、炭水化物39g、食塩相当量0.13g
ノッチオロッタミルク・・・熱量558kcal、たんぱく質7g、脂質35g、炭水化物51g、食塩相当量0.17g
*推定値
